舞台「ゴドーは待たれながら」感想2013/04/13 13:00

@東京芸術劇場

疲れていたので寝た。1幕と2幕の最初が記憶あるだけ。そのうち舟をこいだ。後ろの人ごめんなさい。
自分には一人芝居は向かないようである。どこをどう頑張っても声が一種類なので単調さが存在する。ばかばかしさや哲学など色々な言葉を発し、大倉さんらしい動きのある舞台だった。自分はよく分からなかったけれど、ツイッターでも絶賛されていたので、素晴らしい舞台だったのだと思う。
もうね、自分が耳で舞台を見ていることを実感した。

舞台「今ひとたびの修羅」感想2013/04/13 18:30

@新国立劇場 中劇場

アドリブ:前回<> 浅野さんが酔って小出くん達のいる部屋へ乱入した時、右足を前に左足を折り曲げてペタンとして、足を閉じながら立ち上がる。 今回:Y字バランス
前回:鈴木くんが旅館のお風呂場へ行く途中仲居さんに「ねぇねぇ、さっきより大きくなってない?」「なってません!」 今回:「ねえねえ、その地味なまわし」「前掛けです!」 戯曲は、とっても昭和な感じが強くした。今、新作でこれだけ惚れたはれたの色を濃くした話、共感得られるだろうかと思った。今ならサスペンスとか狂気に走るとか、とにかく一途に好きを全面に出さないだろうな。なぜ、色恋に溺れる話が少なくなったのか、いや、自分が知らないだけか?
今回はとにかく役者さんの着物の所作にやられた。 小池ちゃん:襷をとって袂にしまう。玄関へ出るときに前掛けを外す。前を向いて草履を脱ぎ、上がってから草履の向きを変える。正座するとき、羽織を着ているときは、おしりの下になる部分を後ろへはねて座る。羽織のこの仕草、髑髏城のらんべさんの時は自然すぎて気が付かなかった。
堤さん:草履を脱いで家に上がるとき、足の裏をぽんぽんして汚れを落とす。お辞儀をする時、石州流みたいにげんこつを作る。椅子に腰掛けるときは、裾を開きやすいように予め裾を股割りする。 岡本くん:着物を着て帯を締めたあと、少し胸のあたりの襟を引き上げゆとりを作る。
あと、小池ちゃんの日本語が古くて綺麗だった。「いいえ、存じ上げませんわ。」「何故ご自分の目でご覧になろうとなさらないの?!」など。
演技では、27日の宮沢ちゃんに泣かされた。ぼろぼろ泣いた。