舞台「ゴドーは待たれながら」感想2013/04/13 13:00

@東京芸術劇場

疲れていたので寝た。1幕と2幕の最初が記憶あるだけ。そのうち舟をこいだ。後ろの人ごめんなさい。
自分には一人芝居は向かないようである。どこをどう頑張っても声が一種類なので単調さが存在する。ばかばかしさや哲学など色々な言葉を発し、大倉さんらしい動きのある舞台だった。自分はよく分からなかったけれど、ツイッターでも絶賛されていたので、素晴らしい舞台だったのだと思う。
もうね、自分が耳で舞台を見ていることを実感した。

舞台「祈りと怪物」 感想2012/12/29 18:30

@シアターコクーン B列

X列があったので、実質5列目でした。視界良好。
新感線からのハシゴだったので自分的に感度が非常に不安だったのですが、十分ぞわぞわっとしました。
他人の痛みに鈍感なウィルヴィルの市長とその娘たち。己の欲望にとても忠実だった。彼らは「怪物」の象徴だったのではないかな。対する民衆はその救いのない世界で「祈り」の対象を見出す。

出色は大倉さん、セリフの強弱や間、ほかの人には真似のできない素晴らしいパッキオを観ることができました。蜷川さんverでは誰がこれをやるのか心配になりました。木野花さんも、同一人物が演じているなんて途中まで気が付きませんでした。そのくらい姉妹を演じ分けていた。パスカルズの生演奏も良かった。ライブでした^^。舞台美術はとてもケラさんテイストなものでした。
4時間10分の長丁場、そうそう選択できる戯曲ではなので観れたことに感謝。

『祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹~』 記事2012/09/14 20:08

チケットぴあ チラシメイキング記事

以下、一部記事を抜粋

 現在、脚本執筆中のKERAに話を訊くと、「この脚本を蜷川さんにも演出していただく、という意識はやっぱりずっとある。実は一度蜷川さんとお会いして話したんだけど、その時の話は申し訳ないことに全く活かされてない」と苦笑。
 「いつもならこのセリフはこの役者ならこんな言い方をするだろうというシミュレートが頭の中にできているけれど、今回はあて書きをしていない。たとえば犬山イヌコが演じる役を蜷川さんバージョンでは伊藤蘭さんが演じる。そういう全然違うタイプの人が発するセリフをどちらにも寄せ過ぎず、ということをずっと考えていますね」と話す。まだ全貌の見えないこの作品がどんな形で目の前に現れるのか、年末が楽しみだ。

舞台「百年の秘密」 感想2012/06/09 17:00

りゅーとぴあ 4列22番

 とっても見応えのある良い舞台でした。
 まず、舞台の使い方が面白かった。ぐるりと壁面で囲み、壁面には多数の窓と扉。中央には大木。舞台上には屋内用のソファとテーブル、屋外用の椅子とテーブルが置かれ、時代が変わるごとに配置を少しずつ変えていた。
 同じタイミングで屋内と屋外が表現されるので、同じ舞台に立っていても屋内の人間は屋外の人間を認識しない。逆もまた然り。
 具象の舞台装置は好きではないのだけれど、不思議とケラさん演出の舞台ではそれを感じない。ファンタジー性のある装飾というか、他と何が違うのか分からないけれど「東京月光魔曲」「黴菌」「百年の秘密」どの舞台装置も好き。

 お話は、ケラさんのつぶやきから年代が交錯し、複雑なようだったので、戯曲を読んでから観劇しました。なので、戯曲を読んだときの屋内と屋外の場面転換の多さや、時代の表現など、演出上の疑問を抱えたうえで観ました。結果は圧巻でした。ケラさんの舞台の映像の使い方、独特で大好きです。
 人は生まれて、いろいろ経験して死んでいく。昔からその繰り返しなんだよといっているような舞台でした。
 個人的には、あの木の声を表現した音はなくて、観る側の想像に任せたほうが良かった気はしました。

 大倉さん、背は高く顔は小さいし、手足は長い。本当に舞台栄えのする役者さんです。
 彼を見ていて思ったのが、役者さんの人選について。この喋り方や仕草をするのは、大倉さんならではだということ。ほかの役者さんがやったら、他の話し方や仕草、ともすると人間性まで違って見えるかもしれない。
 役者さんは容れ物で、そこに役が入るのだとは思うけれど、どういう人物造形をして欲しいかが決まっていれば、自ずと出演して欲しい俳優って決まるのかなと思ってしまった。
 今までは、役者さんは別の人になるのだから、容姿や声以外、そう大きな違いはないのではないかと思っていたのだけれど、やっぱり誰が演じるかはとても大きな問題なのだと改めて思いました。

 最後、アンコールにケラさん登場!!!!
 すっごい、すっごい嬉しかったです。

「奥様お尻をどうぞ」 感想2011/08/27 13:00

劇場:下北沢 本多劇場 2列18番

 演劇ぶっくの古田さんのインタビューを読む限り、決して面白そうに読めなかった。「ここらで一発怒られておこうと思った」という台詞からは、実験的で分かりにくくて、お前らになんか分かるもんか的な”怒られる”の意味かと思って行くかどうか真剣に悩んでました。しか~し!観劇前にLUNARさんのHPを読んだら、もう、すっごく楽しみでどこまでばかばかしい舞台なんだろうと期待に胸膨らんでしまいました。
 cube-HPを見て、おぉ~、やってるやってるとうれしくなりました。

 まず、生で大倉さんを拝見したのは今回が初めて。思っていた以上に背が高く、顔が小さい!私の大好きな鍛えた感のある上腕二頭筋は、とってもGOODでした。
 映画「ピンポン」のアクマ役で初めて知って、以後ケラさんの「東京月光魔曲」の探偵役をDVDで観て、いいなぁ~とは思っていましたが、今回惚れました。いい役者さんですねぇ。とても個性的。「独白シーンってあんま経験ないから」と言って(アドリブだと思う)誤魔化しているところすら彼らしくて良かった。大倉さんにしかできない人物造形だなぁと思ったんですよね。そういえば、ドラマ「デカワンコ」にも出ていてうれしかった記憶が・・・。

 劇全体は、笑えました。本当に元気をもらえた。面白いと思うことを何の脈絡もなく羅列したような感じ。
 ケラさんらしい映像の使い方もあったりして、行ってよかったです。
 劇場は、初めての本多劇場(386席)。経年を感じさせる、味のある劇場でした。西口から回って行ったので、裏のショッピングセンターを通り抜けていきました。手書きで”本多劇場へはこのまま真っ直ぐ”みたいな貼紙もあって、おもしろかったです。
 古田さんは、「たいこどんどん」で痩せてから、全然リバウンドしていなかった。でも、彼の面白さは小栗君とやったTV「夢をかなえるゾウ」のガネーシャ役が一番好きかな。

オマケ:今回、東京へ着くなり「眠い」&「何かいる感じ」&「三半規管が狂って、うまく歩けないし、周囲の認識も努力が要る状況」でした。お盆の時(東京じゃないけど)もそうだったんですよね。
 お陰で、駅で人と頭ガチンコしてしまいました。相手の方、ごめんなさい。痛かったろうなぁ。結構、いい感じにぶつかったから。