ピアノリサイタル John Lill2012/01/29 14:00

小出郷文化会館 9列19番

ベートーヴェン
 ピアノソナタ第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」
 ピアノソナタ第13番 変ホ長調 Op.27-1「幻想曲風」
 ピアノソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27-2「月光」
 ピアノソナタ第23番 ヘ短調 Op.57「熱情」
 アンコール 2曲

 素晴らしい演奏でした。もう、ホンットその一言に尽きます。他に言葉はいらない。やっぱり、ベートーヴェンは曲調が華やか。
 音がキラキラしていて、夢のようでした。

映画「グレン・グールド 天才ピアニストの愛と孤独」2011/12/16 19:49

 大好きなピアニストのドキュメンタリー映画が公開されているのをTwitterで発見。
 驚くほどのハンサムさんだったんですね。中年から晩年の映像しか見たことなかったので、びっくりしました。
 のだめカンタービレでバッハのピアノ協奏曲第1番を聴いて、クラシックにこんなに格好いい曲があるのかと驚き、そこから見つけた人がこの人でした。彼の生存時をリアルタイムで知らない私は、彼がクラシック界のアイドルらしかったことも知らなかった。観たいけど、地方では上映しなそうだな。
 ↑ 1月下旬に地元で公開決定!わーい。

「リサイタル 五嶋龍」 感想2011/11/13 18:51

市民会館 3列22番

プロコフィエフ;ヴァイオリンソナタ 第1番 ヘ短調 Op.80
パガニーニ:《うつろな心》による序奏と変奏曲 Op.80
ベートーベン:ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 Op.24
ラヴェル:ツィガーヌ

 すっごく良かった!!
 やはり、生は違います。良い演奏、良い楽器、最高でした。特に、パガニーニ、うれしそうに弾いていて、左手弾きの時は「どうだぁ」って顔で客席を見ていた。この曲でホールの温度、絶対上がりましたね。演奏後、拍手+どよめきが起こりましたから。
 曲変更して、正解でしたね。当初予定のブラームスでは、こういう反応にはならなかったと思う。

 アンコールなんて、顔見世×2、追加演奏(クラシック1曲)、こんなにしてくれたのに、続く拍手で再度出てきてくれました。
 そして、「絶対みんなが知っている曲を2回演奏します。もし歌うなら、2回目にしてください。」と言って、”ふるさと”を演奏しました。そしたら、皆2回目に歌うんですよ、”ふるさと”。ニューヨーク生まれ、ニューヨーク育ちの彼がこの曲を知る機会なんて、親か自分が祖国を意識しなければないと思う。祖国・・・、うわぁ、涙出てくるわってなりました。
 彼は、外国からこの国を見ているんですよ。それがひどく伝わってきました。

ヴァイオリニスト 五嶋龍2011/08/30 20:35

 今年、五嶋君が日本にやって来ます。彼の音楽は少ししか聴いたことがありませんが、千の天使がバスケットボールするさんのHPを拝見する限り、素の彼はとても飾らない若人の様子。情熱大陸、見てみたくなりました。
 しかし、Wikipediaを見る限り、物理も空手も音楽もどれひとつ手を抜かないスーパーマン。いるんですねぇ、こういう人。努力をすることが当たり前で、それを苦とも思わない人。
 私からすると、脱力してる時間ってあるの?って感じなんですが・・・。
 クラシックは演奏する人によって、音が全然違う。辻井さんのピアノなんて、音がキラキラしていて大好きです。Glenn Gould も、猫の動きみたいに軽やかで好きです。そして、意外なのがLang Lang。彼のラフマ2番って、好き嫌いが分かれるらしいんですが、私はこれが好きなんですねぇ。逆に彼の音が好きなので、評判の高いVladimir Davidovich Ashkenazy が端正すぎてつまらなく聴こえてしまう。
 しか~し、いかんせん知っている曲が少ない。
 とりあえず、David Oistrakh で、彼が演奏する曲を確認しておこうかな。