映画「るろうに剣心」 感想2012/09/01 12:05

 「るろうに剣心」、人物をきちんと描き出し、さらにエンタメとして成立させた監督と、各々の役者の身体作りに感動。アクションは動きが早すぎて、どう動いているか殆どわからなかった。佐藤君は、ロミオよりずっと良かった。願わくば、カットしたアクションシーンをたっぷり詰め込んだDVDを発売して欲しいものです。
 漫画が原作のものを、よくぞここまで血の通った人間に仕立てたものだと感動。アクションシーンも本当に素晴らしかった。
 とにかく裏方仕事を読むのが好きな人間にはたまらない映画。SWTCHに掲載された記事には、スタッフさんや俳優さんの入念な準備の様子などが出ていて、映画を観ながら「ああ、スタントさんが肋骨2本を折ったのは、このシーンか」などと思いながら鑑賞。映画が売れれば、俳優さんも関係する方々も次につながる。良い仕事を観させていただきました。

佐藤健のオールナイトニッポンGOLD

映画「るろうに剣心」 メイキング?2012/08/25 22:07



綾野くんのインタビューは、こちら

舞台「ロミオとジュリエット」 感想2012/05/26 13:00

赤坂ACTシアター U列12番

 随分席が後ろで、気が重かったのですが、思いのほか全体が見れて良かったでした。
 佐藤健くんの初舞台、橋本さとしさん、キムラ緑子さん出演、演出家がシェイクスピアの生まれた国の人であることを理由に観劇してきました。
 客席は「熟女」が多い、女性は86%くらいとありましたが、私が行った日は休日だったせいか、割と若い人もいた気がしました。

 まずは演出、時代設定を現代に近い空想の時代に設定にしていました。美術は簡素で非常に好みの構成で、幕をうまく利用していました。日本の舞台のためか、最初のバックは龍虎図、次の舞踏会はバックに大きな般若の仮面、バルコニーシーンは上部に桜と西洋人から見た日本が表現されていました。衣装は、男性はスーツかブルゾンとパンツ。女性はワンピース。石野さんは着物もどきのものを着ていました。日本も中国も韓国も、演出家には区別がつかなかったのか、動き易さを優先した結果なのかわかりませんが、私的には好きでした。
 大公は警官のような判事のような役割と服装にしていました。まあ、これも許容範囲でした。
 脚本は、シェイクスピアらしい言い回しも多く、他の方々のつぶやきほど違和感はありませんでした。笑いで茶化して欲しくなかったとか、下ネタはいただけない、などの感想はつぶやかれていましたが、それも客層(佐藤ファン)を推量してのものかと思いました。割と良い台詞が残っていたと思いました。

 さて、出演者。いやぁ、橋本さとしさん、キムラ緑子さんが素晴らしかった。結局、観客を引き寄せる力のある役者さんに頼らざるを得なかったということか。
 佐藤君は、少し投げやりな、普段通りの話し方だった。今後も舞台に立つつもりなら、発声の前に話し方を変えるべき。あの話し方はどんなに情感込めて台詞を言っても舞台では通用しないと思った。おまけに、身体が華奢で、身長も周りの出演者と同じくらいなため、群れの中にいると全くどこにいるか分からなかった。身長は春馬くんと大差無いはずだが、存在感は全く違った。今後の経験に期待します。
 今回の佐藤君は、敢闘賞かな。シェイクスピア独特の言い回しは、他では経験できないですからね。
 昨日記載した方のコメントとは全く逆で、私には春馬くんのほうがずっと良かった。
 まあ、佐藤くんも春馬くんも、今後はマイクなしの舞台に挑戦して欲しいですな。

佐藤健、三浦春馬 両氏の舞台関連情報2012/05/25 21:51

この人のHP、面白い。

佐藤健くんの「ロミオとジュリエット」

三浦春日くんの「怪盗セブン」

この人のは、観客層とキムラ緑子さん、橋本さとしさんについての書き込みがあって嬉しかった。この2人が出ているのもチケット購入の一手でしたから。

 確かに、アンコール時の春馬くんの振る舞いは「必要以上に周囲の空気を察知し、身体から先におのずから反応してしまう性(サガ)が「子役上がり」の特性だろう」というコメントに頷ける節はあった。
 けれども、あの踊り、殺陣など今までのキラリと光るものを見せられている自分からすると、今後の化け方に期待したい。
 佐藤くんも春馬くんと同じ赤坂Actシアター、しかもマイク使用も同じ。シェイクスピアを本国イギリスの方が演出ということで買ってみた。これは例えて言うと、日本人が英国で英国人が出演する「鶴の恩返し」を演出するようなもの。割と後半の舞台なので、前半の批評で演出が変わっているかどうか楽しみ。

映画「るろうに剣心」 予告2012/03/13 22:43

 佐藤くん、大河ドラマ「龍馬伝」の、人斬り以蔵の評判がよかったからか、再び時代劇。
 しかし、こちらはもう少しエンターテインメント性が高そう。とりあえず、観ておきたいかも。

ドラマ「Q10/キュート」 感想2011/07/19 20:30

 とっても素敵なドラマでした。最近学園ものばっかり見てます。自分の学生生活が満足できるようなものではなかったせいだろうか。
 登場人物それぞれが、一生懸命生きて、悩んで、迷って、それがとっても良かった。

 Wikipediaにもあるとおり、複数の登場人物のストーリーがそれぞれ同時に展開していく群像劇。特に藤丘君のパートが、ドラマ全体を単なるメルヘンなお話に終わらせなかったポイントだと思いました。
 脚本家の木皿泉(共同ペンネーム)さんは「野ブタ。をプロデュース」後に”脚本執筆に当たって、「十代の人のために、真剣に、わかりやすく、媚びずに」ということを念頭においていたと語る。”とあるとおり、今回もその意図が汲み取れました。何回か繰り返し見たいドラマです。

 それにしても、佐藤健ってかっこいい俳優さんですねぇ。声もいい。まだ体が華奢だけど、これからどうなるか楽しみな俳優さんです。

映画「BECK」 感想2011/07/17 20:00

 人気漫画の映画版。世の中的にはだいぶ評価の分かれたものらしいが、大分ベタだけど、私的には好きな映画でした。
 ここのHPを読むと、なるほど×2とうなずけるところが一杯。確かに、コユキの歌を無音または他の音をかぶせる編集はいただけなかった。原作者の意向だから、仕方ないでしょう。非凡なボーカリストが陳腐な歌い手では作品全体をウソっぽくしてしまうという考えからか、気持ちは分からないでもない。でも・・・、あの瞬間人それぞれに自分の好きな人の声を思いながら観ればいいのかもしれないけど、少し役者さんに失礼だと思った。
 この映画、何より佐藤健という俳優さんを知れたことがうれしい。
 こんなにいい佇まいの役者さん、若いのにすごいと思いました。バンドメンバー、皆楽器特訓して撮影に臨んだのが良く分かる。

 この後、彼の出演作品を見て驚いた。水嶋君も佐藤君も仮面ライダーやっていたなんて・・・。佐藤君なんて、10代でライダー役・・・。随分昔と違っているらしい。
 今、彼が昨年出演したドラマ「Q10」を観ています。おもしろい。そして、出演者に驚きました。久保君役に「夜ピク」に^出ていた池松壮亮。そして白石加代子さんまで。そして、「君に届け」に出ていた蓮佛美沙子も・・・。
 「Q10」の感想は後でまた載せたいです。