ライブ perfume対バン東京スカパラダイスオーケストラ2014 感想2014/03/14 18:30

@NHKホール 1階L1列一桁

とてもステージが近く興奮しました。
東京スカパラダイスオーケストラさんは、この日を待ちわびていたのが傍から見ていてよくわかる上げっぷりでした。途中にperfumeメドレーを入れてくれて、また、その選曲が渋くて^^;。

東京スカパラ、Perfumeアレンジメドレーを披露!
NIGHT FLIGHT
ビタミンドロップ
カウンターアトラクション
彼氏募集中
SEVENTH HEAVEN
ポリリズム

かっこよかった、ほんとに。
10分位場面転換に時間がかかって、perfume登場。
Enter the sphere から、連続で3曲。
セットリストはこちら
今回は、FCの人でも3階が結構いると、ひよこさんが教えてくれた。
東京スカパラダイスオーケストラさんのスタッフブログ

Perfume 4th Live Tour in Dome LEVEL3@東京2013/12/24 18:00

12/24@東京ドーム 3塁側
12/25@東京ドーム 1塁側

行ってきましたーーー!2日連続参戦!
最高でした。
東京に来てから、更にお客と一緒に楽しむ演が増えていて、パワーアップしてましたっ。
Party Maker が終ると「Aer you ready?」と表示したりね。
25日はようやく、花道中央が障害物なしで見れた。でも、前の人が帽子被ったままで、近くに来たゆかちゃんがよく見えなかった(T_T)。ほんと、帽子とかやめてほしい。ま、大柄の人が前でも結果一緒だから、言わなかったけどさ。

Perfume 4th Live Tour in Dome LEVEL3@大阪2013/12/07 17:00

12/7@京セラドーム大阪 1塁側

行ってきましたーーー!
最高でした。
ライブで一番印象に残ったClock Workの映像が素晴らしくて、とても素敵だった。
金テープがパーンってなったり、perfume手書きのメッセージが書かれた風船が降ってきたり、サインボールを投げたり、彼女たちの楽しんでもらおうという意気込みがたっぷり詰まったライブだった。 また、風船はできるだけ多くの人の手に渡るように玉送りされたりしてperfumeのライブらしい優しいお客さんたちでした。

ライブビュー「perfume in ロンドン」2013/07/06 04:00

perfume ライブビューイング
@新宿バルト シアター6 F列

もう、彼女たちが登場しただけで涙がボロボロ。あっという間に世界に出ていってしまって……。お客さんが全然入らなかった時代がうそのよう。
ライブ自体は、1時間50分と予想以上に短かった。アンコールも「ねぇ」「GRITTER」「love the world」の中から観客に選んでもらって「GRITTER」を歌ったのみ。
ただ、ライブ冒頭にカンヌで披露した「spending all my time」をやってくれたのと、「handy man」「だいじょばない」を歌ってくれたのが嬉しかった。
あと、バルトに集まった人たちはとってもノリがよくて楽しめた!

スガシカオ Hitori tour2013/02/11 18:00

@新潟PLANET

初めての会場、しかもツアーファイナル!!!
すっごくファンキーな舞台でした!!!
本当はsuzeさんも来県される予定だったのですが、体調不良でお会いすることができませんでした。残念。

【MC】
・新潟に来る新幹線の中で椎茸が嫌いだって言う奴と好きっていう奴がいて、俺はどっちかって言うと中立だったんだけど、実は、小さい頃椎茸大っすきでボールいっぱいやき椎茸食べ続けてた時があったんだよね。でも、椎茸って大量に食べると幻覚作用があるらしくって、ピンクの象が見えたって言う奴とかいて、おれも軽い中毒だったのかなって思った。
・一人ツアーも、今回で51本目なんだけど、ずっと音源はとってあって、最初の頃の聴くとほんとひどくって、別に手を抜いていたわけじゃないんだけど。今は逆で、聴いててちょっと手抜いてない?って思うこととかあって、別にそうしてるわけじゃないんだけど、なのでテクのいる曲とか入れて自分にプレッシャーかけてます。 機材紹介ネタ:いむさはたがいにおかしがす←逆再生 セットリスト全部こなして「やる曲もうないよ」といって、ダブルアンコールに2曲歌ってくれました (*ノv`)b

残念ながら、新潟のライブについてのブログはなかった。「新潟チップスうますぎ・・・。」のつぶやきはあったけど・・・。

セットリスト

舞台「ヘドウィグ」 感想2012/09/09 20:46

O-east 9/8 13:00と17:00 スタンディング下手
9/9 指定2列15番

 楽しかった~!!!!!!!!!!!!
 もうっ、サイコー!!!!!!!!!!!!!!!
 8日昼、整理番号8番だったから最前列必死だったのに、道に迷い、すでにスタンディング客入れ終わった後に追加で入った。まさかの4列目くらい。でも、彼が一弾低い足場に一歩踏み出すと、ほんっとすぐそこだった。トミーになってから、こちら側にダイブしてくれて、身体を送る触手になれるところだったのに、直前で落ちちゃった。アンコールでも落ちてた。スタンディング、人が少なかったかな。
 途中で気分悪くなった人がいて、最後は2列目で観てた。
 あの古臭いロックをどう料理したのかとても興味があった。さすがに、日本語はスガさんの詩でも乗りが悪い感じは否めなかった。でも、アレンジと歌い手さんは最高!Twitterで「今までで一番すごい!」の声が出た舞台だった。
 森山くんは1,2曲歌うとすぐに二の腕が汗でキラキラしてきて、その筋肉の美しさに惚れ惚れ。衣装替えしてからの露出は控えめだったけど、最後のトミーは腰から下、黒のスカートのみ。彼の上半身は汗で彫刻のように美しくて、歌うたびに動く腹筋とか、なんだかもう綺麗すぎて・・・。トミーになってからの彼はとても美しかった。歌も。最後のマイウェイでも上手にダイブしたけど、触手が足らず落ちてた。でもすごかった。そして、お昼のプレイは小沢一郎さん。

 8日夜公演、昼のテンションが高すぎたので、たった2時間で休憩になったのかと心配したのだが、要らぬお世話でした。
 さらに上を行った。スタンディング席は暴れられるので誠に良いのだが、1時間前から会場で待機、さらに公演で2時間、このスタンディングを1日2回こなすのはとても辛かった。夜はライブが始まる前から腰や首に疲れが来ていて、最後まで持つのかとヒヤヒヤした。
 この回のプレイは、森の中を抜けて人が集まっているところで生贄に。
 1日何組がこの円山町でセックスしてるかは私のすぐ前の人に・・・。ああ、答えたかったよ「東京ドームいっぱい」って。彼の顔も手もすぐ近く。昼の回に比べて下手側にいることが少なかった気がした。立ち位置的に。ダイブもわりとセンター寄りでしてたかな。
 マイウェイでは、自分もジャンプ!!!すっごく楽しかった。

 9日、スタンディングのように場所取りの必要がないので、ああ、疲れた身体には優しいと思った。でも、踊り狂いたくても後ろが気になって何もできん。最後のマイウェイでは、周りが立ったのでようやく立てた。
 視界は見上げるのではなく、丁度目線が舞台くらいでした。でも暴れる方が楽しかったな。
 スタンディングエリアは3回の中で一番人が一杯。ダイブも2回とも成功でした。
 舞台は、前日とやることを少しチェンジしてきた。笛を吹かせるのを下手に、何人がセックスしているか聞くのを上手に。ソーセージを齧るのも上手に移動。ダイブは、トミーの時に上手、アンコールで下手。びっくり((((;゚Д゚))))だった。森山くんの顔が目の前にあるんだもん。柵を超えて目の前に!!!指定席中央通路から2階へあがり、煽る煽る。まりこちゃんもスピーカーの上に上っちゃって、もう、なんだか凄すぎて。
 この回のプレイは、アニマル浜口親子でした。
 森山くんの歌でCDが欲しい。ずっとずっと彼の歌を聴いていたい。そう思った。

 ヘドウィグやトミー役の話し方、声のトーン、間の取り方全てに森山未來を感じた。ああ、どんな役をやってもその役者さんにしかできない表現があるんだと実感。
 人がこんなにも大きく見えるものなのかと驚かされた舞台でした。
 アンコールの後の彼は、本当にやりきった感あふれる顔で去っていった。

 翌日の1回目の東京千秋楽は、つぶやいてくれた人がいたので、そのレポを。
「キースへリング柄ガウンで登場するや椅子席もばーっと立ち上がったの震えたな。「トミー・ノーシスでTear Me Down」と始まった“僕たちバンドの独断”ダブルアンコール、熱狂のソロ回しに入り踊り狂い「次!後藤まりこ!」て叫んだ瞬間、あっ森山未來!ってなった、んでマイケル入ってたw 」
もう、読んでるだけで嬉しくなった。彼の才能を観れることに乾杯!

ツイを見ていると、椎名林檎さん、宮藤官九郎さん、満島ひかりさん、スガシカオさんなど豪華な客席。
 大根さんは、公演終了後3回とも出口にいたけれど、決してTwitterで舞台のことに言及しない。不思議。

このサイト、写真良すぎ^^。

ライブ「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」記事22012/09/04 18:56

exciteレビにすごい記事出てた。読んでるだけでニヤけてきちゃう。

森山未來ってエヴァンゲリオンみたいだなあ……。
前からうすうす感じていたが、ロック・ミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」で大暴れする彼を見て、その思いは一層強くなった。
碇シンジじゃないのだ。エヴァンゲリオンなのだ。
ドラマ版EPISODE19「男の戦い」でシンジくんが乗ったエヴァがケモノのように暴走する名場面を実写化するなら(エヴァ、ハリウッドで実写化?とかいう話あった気がするが、進展してるのだろうか)、演者は森山未來しかいない。

「私たちには、もう、EVAを止めることはできないわ……」
リツコさんはそう言う。舞台後半の森山はまさに「私たちには、もう、森山未來を止めることはできないわ……」と思わされた。
衣裳を脱いで全身にある仕掛けを施した姿は鮮烈で、初日は客席にダイブし、客席の三方を取り囲む柵の上によじ上り、平均台を渡るかのようにその上を歩きながら観客を煽る姿は最高にクレージーだった。

森山未來がここまでする「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」とは、いったいどういう作品なのか? 
ただひたすらに愛を求める、孤独な主人公の身を切られるような狂おしい思いを描いた、身悶えしちゃうほどいいお話である。

森山演じる主人公ヘドウィグはロックミュージシャン。男から女になる性転換手術に失敗して男性器の部分が1インチだけ残ってしまった(それで、アングリーインチ=怒りの1インチ)男でも女でもあり、男でも女でもない人物。
全身全霊で愛した少年トミーに捨てられ、曲も奪われてトミーのほうがスターになってしまうという悲劇に遭いながらも、自分の半身のような存在を求め続ける。
そんなヘドウィグの半生を、彼のライブで語り歌うという趣向になっている。

幕が開くと、森山はドラッククイーンふうの衣裳に身を包んで登場する。ヒールの高い靴をはき髪も盛りまくりだ。
まず、カラダで笑いをとる森山に観客の心はつかまれ、いつしかヘドウィグのライブに来た客のようになって、舞台上のヘドウィグの身の上話に聞き入り、歌に盛り上がる。

初日は、喧噪のステージの途中でカツラがずれるは、サングラスのレンズが一枚とれるは、森山はボロボロになっていたが、その姿がヘドウィグのボロボロの心の表れのようだった。
森山未來はあらゆる状態を味方につけてしまう、ライブの申し子のような人だ。

こんなふうにライブの楽しみのある舞台。元はオフ・ブロードウェイで初演され、熱狂的な人気を得て世界各国でも上演されたもの….
マドンナやデヴィッド・ボウイにも愛された作品で、映画化もされた。 日本では森山の前に、三上博史と山本耕史がヘドウィグを演じているが、過去2作と比べて森山版は、かなり新しいヘドウィグだった。

森山へドウィグは、上演台本と演出が「モテキ」監督の大根仁、訳詞がスガシカオ、共演者に「ミドリ」のヴォーカル後藤まりこ(今回が初舞台)という、演劇の枠を超えた新鮮な布陣に支えられている。

注目すべきは大根仁が書いた上演台本。
舞台を近未来の日本に置き換えた大胆なものだった。
原作だと、ベルリンの壁が崩壊して、分かれていた東西ドイツが統一されたという歴史的な大事件と、人間はなぜひとりではいられないのか、という紀元前から語られている命題を重ねて描いている。
今回、きっと「モテキ」のファンもたくさん観に来ているだろう。その人たちにとって、ベルリンの壁はピンと来ないかもしれないものなあ。

森山、大根版のヘドウィグは、ある事故により、立ち入り禁止区域として日本の中で隔離されてしまった場所で生まれ育った人物という設定になった。
今の日本の先行き不安で閉塞的な状況なら実感しやすく、よりヘドウィグの心情に入り込みやすくなったともいえる。

物語の重大なテーマは「ひとつになりたい」という思い。
ヘドウィグと運命の恋人・トミーが森山の2役なので、ヘドウィグにとってトミーが「切り離されたもうひとりの自分」のようなかけがいのない存在である、という思いもわかりやすい(この演出は、今回オリジナルではなくスタンダードなもの)。

物語の後半、ヘドウィグとトミーの境界が曖昧になっていくところが森山の真骨頂。エヴァンゲリオンの覚醒である。
この瞬間、神が降りてきたんじゃないかという衝撃が!!

「さて人間の原形がかく両断せられてこのかた、いずれも半身も他の半身にあこがれて、ふたたびこれと一緒になろうとした」
これは、古代ギリシャの哲学者プラトンの著書「饗宴」にある言葉。(岩波文庫 久保勉訳)。
人間が元は男女、男男、女女の、ふたりが繋がっていたが神の力で引き裂かれてしまったため、今でもその分断されたもうひとりの自分を探すのだと、その本には書いてある。
2000年以上前、紀元前の大昔から、「赤い糸」レジェンドを、おっさんが書いていたんですよ。ステキですね。しかもプラトンってBLなんですよ。

ヘドウィグはこの「饗宴」が元にあるお話で、森山未來はこの真理を、たったひとりでカラダで表現してしてみせたのだ….
さすがダンサー。さすが、かつて、虫になってしまった人間を演じた(『変身』)こともある才能だ。

少年よ神話になれ、じゃないが、森山未來よ神話になれ とばかりに、神話に変化した森山の肉体は、さらに客席へ「ひとつになりたい」願望を求めていく。
全身全霊で咆哮する森山ヘドウィグに促されて、観客は右手を上げる。その手は磁石のように舞台へとジリジリと引っぱられていく。
客席にダイブしたり、唄いながら客席のまわりの柵を渡る森山に、観客はひとりふたりと立ち上がっていく。
ライブとはまさに、みんなが「ひとつになる」神話的な儀式である。

そういえば、「モテキ」も「誰かと繋がりたい」話だった。モテない主人公の幸世の心の叫びは切実だった。
森山が主演した映画「苦役列車」(山下敦弘監督)も、原作と違うところは、主人公・貫多が、やっぱり「誰かと繋がりたい」と強く思っていることだ。

ところが、森山未來が演じると、繋がりたいという希求を超越して、どんなことがあっても私は私!という、開き直りにも似た解放感へと向かっていって痛快だ。ドラマ版の「モテキ」や「苦役列車」のクライマックスの主人公の突き抜けた感じを思い出してほしい。
しなやかな筋肉をふるわせ、魂を絞り出すように歌う歌も、男でも女でも男じゃなくても女じゃなくても、ふたりでもひとりでも、あっち側でもこっち側でも、私は私と叫んでいるように聴こえてくる。
古代ギリシャの人間論も関係なく、あらゆることから自由でありたい。どんな境遇でも受け入れて、そのまま突き進みたい。
日本のあの事故を扱うにはもっと配慮を、という声もあるかもしれないが、それでも叫ばざるを得ない、ひとりの男がそこにいる。
ただ生きること。
それが希望なき今の日本への不器用なまでの怒りの表明と祈りだ。

やっぱり森山未來、最強。
こうなったら、舞台エヴァンゲリオン、森山未來主演でやってくれないかな。あ。はてしないエネルギー量でいったら「進撃の巨人」だって演じられそうな妄想にとらわれた。
(木俣冬)

エンタMAX!にも! 稲田浩さんブログにも!

ライブ「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」記事2012/09/03 19:44

BARKSの記事、すごく良い。

 後藤まりこにとって初挑戦となる舞台公演、ロック・ミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』が、8月29日(水)渋谷O-EASTで幕を開けた。

 『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』は、1997年よりオフ・ブロードウェイで初上演されて以来ロングランを記録し、世界的にも大ヒットをおさめた作品。2001年に映画化もされ、マドンナやデヴィッド・ボウイなど、数々のセレブリティ達も熱狂し、舞台・映画共に世界中に一大ブームを巻き起こした傑作ロック・ミュュージカル。日本でも熱狂的なファンを生み出し、三上博史や山本耕史主演による日本版舞台も話題となった。
 そして今回は、森山未來主演、大根仁演出の『モテキ』コンビが全く新しい解釈で手掛け、オリジナルからがらりと設定を変え、3・11から数十年を経た近未来の日本、立ち入り禁止区域の壁の中にある巨大なスラム街を舞台としている。

 舞台が暗転すると、イツァーク役の後藤まりこが2階客席後方から登場。トラメガで詩的なメッセージを放ちながら観客の間をぬってステージに上ると、その直後ステージ中央天井より、大きなマントをまとった森山扮するヘドウィグが、ドラッグ・クイーンさながらのド派手な衣装で降臨。あまりにインパクトのあるオープニングに、観客からはどよめきと歓声があがった。

 人生初の女装役となる森山の圧倒的なステージパフォーマンスと、初舞台であることを感じさせない後藤の堂々としたたたずまいは、新しい「ヘドウィグ・ワールド」をこれでもかと堪能できる濃密な時間を提供してくれる。

 「今まできまりごとをしたことがないので、(物語を)咀嚼するのが大変だった」、「けれども、森山さんらがサポートしてくれて楽しくやれてます」と語るように、ステージ上での息もぴったり。スガシカオによる訳詞や、音楽監督の岩崎太整をはじめとする豪華ミュージシャンによる演奏も大きな見どころだ。

 また、舞台としては珍しい、前方のみオール・スタンディングという会場のつくり(渋谷O-EASTのみ)でも、未体験なライヴ・パフォーマンスを存分に楽しませてくれる。

 ロック・ミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』は、東京公演が8月29日~9月10日にShibuya O-east、大阪公演が9月14~17日にZepp Namba、名古屋公演が9月22~23日にZepp Nagoya、福岡公演が9月25~26日にZepp福岡で上演される。さらに9月28~30日、東京・台場のZepp DiverCity Tokyoで千秋楽を迎える。

西脇順三郎の詩を合唱<コール・ヴァフナ>2012/06/02 15:00

 知人からチケットを譲り受け、聴きに行きました。
 公演地の小千谷の詩人、西脇順三郎さんの詩を合唱にしたのが素晴らしかったです。

【アムバルワリア】
 作曲:千原英喜、指揮:河合良一

Ⅰ ここに集まるすべての人に
 ここに集まるすべての人に恵みを与へよ。古より伝はる儀式として我等は我が穀物と野菜を清める。バックスよ、我へ来れ、汝の角からたれさがる甘い葡萄をもって、またセレースよ、汝のこめかみを麦の耳で飾れ。この神聖の日には、地も農夫も休ましめよ。すべてのものは神の式をあげよ。

Ⅱ しかし昨夜愛の女神が
 しかし昨夜愛の女神が歓楽を与へた祭壇には近づくな。天は清浄を欲する。(着てくる)着物は清かるべく、手は泉の水にて浄めよ。見よ、神に捧げる羊は光る祭壇に歩き、その後の白い行列が歩き、彼等の頭髪は橄欖(カンラン)に飾られぬ。我先祖の神々よ、我等は野を清める、農民を清める、我等が領域から、あらゆる悪を追ひ給へ。実の少ない穀物をして収穫を侮辱せしめるな。

Hoson zes phainu meden holos sy lypu. Pros oligon esti to zen. to telos ho chronos apaitei.
訳)生きている間は、楽しくて嘆くことはない。
  人生は短く、時はその貢ぎものを要求してくるのだから。

                   「セイキロスの碑文」
                   古代ギリシア・前2世紀頃(後1世紀?)
Ⅲ Nunc te, Bacche さあバックスよ
Nunc te, Bacche, canam, nec non silvestria tecum
virgulta et prolem tarde crescentis olivae.
Huc, pater o Lenaee -- tuis hic omnia plena
muneribus, tibi pampineo gravidus autumno
floret ager, spumat plrnis vindemina labris --
huc, pater o Lenaee, veni nudataque musto
tingue novo mecum direptis crura cothurnis.
訳)さて今度は、バックスよ、あなたを歌おう。あなたとともに、
森の若木と、ゆっくり生育するオリーヴの若枝も。
こちらへ、おお、父なるレナエウスよ。ここではすべてが、あなたの
恵みで満ちている。あなたのために、野は秋の葡萄の葉を満載して
光り輝き、取れた葡萄は桶いっぱいに泡立っている。
こちらへ来てください、おお、父なるレナエウスよ。編み上げ靴を脱いで、
私とともに、新しい葡萄汁に脛を浸してください。

      ププリウス・ヴェルギリウス(B.C.70~B.C.19)
      「農耕詩 第二歌・冒頭」

Ⅳ 我が祈祷はきかれた ― 序唱とミュゼット
 我が祈祷はきかれた。見よ、予言する羊の内蔵の具合を、神々は恵み深いことを知れ。くすむファレルヌスの葡萄酒を古い瓶から持ち来れ。キオスから来た瓶の紐を解け。ぶどう酒をして今日を祭らしめよ。酔ふことは恥にあらず。ふらつき、足どり悪いことも恥にあらず。メサヲのために祝杯をあげよ。発する各々の言葉には今日祝日に居ない人々の名も聞こえしめよ。―我れ田園を歌ふ。田園の神々を歌ふ。―田園の少年は春の花で小さい輪を作りラレルの神の頭に置く。労働につかれた農夫は田園の言葉をもって歌をつくり―。―愛<クピードウ>は野に生まれる。愛の喜びは乙女の心をさし、強きものをも地に伏さしむ。青春をして財宝をすてさしむ。老人をして恥づべき言葉を(怒れる女の戸口で)発せしめる。乙女をしてひそかに(手さぐりにて)夜の暗やみを歩かしめる。愛の少年<クピードウ>よ来れ。―我等は皆この愛の神を歌へ。

Perfume ナタリー特集2012/05/03 21:25

Spring of life の発売、世界同時配信にあわせてインタビューがUpされてました。

さすが、ナタリーさん。