舞台「叔母との旅」 感想2012/08/11 19:00

@青山円形劇場 Fブロック 47番

 てっきり、青山劇場だと勘違い。劇場前にはジャニ系のファンが沢山、不安になって係員に確認すると、お隣?続きの建物の別会場でした。あ~、良かった。
 席は4列ポッキリ。しかも通路側の席だったので、脇を役者さんが出たりはけたりで、良い席でした。

 この舞台の伝説は十分に聞いていたので、後は初演クラッシャーにならないことだけを祈って観劇。すーーーーーーーーーーっごい良い舞台でした。4人が1人を演じることも、小野寺さんのステージングも、役者さんも全て素晴らしかった。これぞ演劇!!
 ステージの上には何もなし。上には各地の国名などがぶら下がっていただけ。該当の地が舞台になると、その地名がスルスルと降りてきて、お話が始まる前には上に戻っていった。トランクがいく様にも見立てられた。役者さんの衣装もスーツ、変わっても中のシャツの色が2幕で変わっただけ。それなのに、とてもとても面白かったのです。
 小さな箱だったので、生声でした。声は段田さんが良かった。よく通る、良い声でした。役者さん全員がこちらに背中を向けるシーンがあっても、全然苦にならない。背中から感情が感じ取れているような気にさせられました。とにかく頭を柔らかくして、その世界に没頭できて幸せでした。

 今のところ、今年NO1の舞台でした。

初演時のHP
再演時のHP

コメント

_ manicure ― 2017/05/03 23:50

I could not resist commenting. Very well written!

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